みなとみらいに引っ越した (4年ぶり2回目)

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世界一周再開、少なくとも以前のように気軽に国境を超えられる旅が再開できるにはしばらく時間がかかりそう、というわけで家を探した。いろいろ検討した結果、押上らへんも良かったのだけど、自分的にもう一度住みたい街の、みなとみらいに再度住むことした。

みなとみらいは、場所的には都内に毎日通うにはちょっと遠いのだけど、行こうと思えばそんなに苦なく行けるちょうどよい距離感。みなとみらい駅周辺は如何にも都市開発して作った、というシムシティな感じで、住宅地・商業地・観光地、ちょっと離れて工業地がバランスよく作られている。高校時代に来たときには、一部の施設以外ほぼまっさらな埋立地で、荒涼とした感じだったのだけど、2003年に住宅用の分譲タワーマンションが立ってからは、次々と商業地と住宅地が作られ、今はかなりの部分が整備された場所となった。夜になるときれいな静かな都会、という感じで人は殆どいないけど平和な都市風景が広がる。

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住宅地のすぐ側には海沿いに広がる公園、ちょっと歩くと有名観光地のレンガ倉庫や山下公園まで行ける。そのへんにレンタル電動自転車のベイバイクのステーションがあるので、自転車ちょい乗りで山下公園まで行って、そこから歩いて家まで帰ってくると1時間強のちょうどよい散歩になる。また最近はめっきり朝型になって、朝4時台に起きて、この辺を散歩しているのだけど、気持ちが良い。夜は20時ぐらいには眠りに落ちて、日が昇るときに起きて日が沈んで暗くなったらすぐ眠るという、昔の人類が過ごしていたような生活リズム。

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今回の引っ越しでは「快適すぎない生活」をコンセプトにした。快適すぎてしまう(生活の質を上げてしまう)と世界一周の再開が面倒になってしまうので、新しく買う白物家電は基本中国製、その他家具も基本安価なもので。というか白物家電の世界的スタンダードはもはや中国製(日本のメーカはどんどん買収されてるしね…)なので、それらがどんな感じなのかを使ってみたかったのだ。

とりあえずすぐにハイセンスの冷蔵庫が壊れ(というか初期不良)、新品との交換となったのは興味深い。初期不良率の高さは聞いていたのだけど、自分でも当りを引いてしまった。このへんの初期不良率はコストをかければ下げられるのだろうけど、そのコストの分、全体的な値下げが行なえ、初期不良の場合、交換されたほうがトータルにかかるコストが低いなら、安く買えるエンドユーザも満足なのだろうから、とりわけ不満はない(というか実際に冷蔵庫で困るのは自分ではなく妻なので、その申し訳無さはある…)。

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というわけで始まった新生活なのだけど、「快適すぎない生活」のコンセプトだあったが、今まで狭い1部屋に二人で住んでいた環境に比べると、どう考えても快適になってしまったため、半ば失敗である。とりわけインターネット速度が前のところは速くて5Mbps、遅いときは1Mbpsを切る速度で、仕事するにはたいへん遅かったのだけど、新居はマンション共用固定回線ながら何時でも200-250Mbpsほど出てすこぶる快適になってしまったのであった。


Google Photos の写真が過去写真もひっくるめて見れなくなってしまったのだけど、はてなから嬉しい告知が。ありがたいなぁ。

押上に AirBnB で家を借り、2ヶ月ちょっと住んだ

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ちょっとした仮住まいの予定が、なんだかんだで5月下旬まで、二ヶ月ほど AirBnB で押上に家を借りていた。スカイツリーまで徒歩2-3分で、コロナ対策でしまっており人がほとんどいない中、周辺をほぼ毎日散歩していた。押上周辺はまだまだ下町情緒溢れる感じで、ぶらり散歩も楽しい。ちょっと歩くと浅草周りにも行けるしね。

最初は狭く感じていた家も、慣れるとそれなりに快適に住め(大きい机があったのが良かった)、椅子が痛かったのでニトリで背当てクッションを買ったり、実家においておいたキーボードやディスプレイを取り寄せて開発環境を整えたり、このままでもそれなりに暮らせる感じになってきたのだけど、コロナ収束までまだまだ時間がかかりそうなこと、また今がAirBnBの底値で徐々に値上がりするであろうことから、重い腰を上げて5月末からちゃんとした賃貸物件を借りたため、押上から去ることになった。

去る前日にまた散歩をすると、ここを離れる寂しさが出てきて、2ヶ月ちょっとでも住むと、だいぶ愛着が湧いてくるもんだなぁ。



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筆を止めてしまうと、なかなかブログを更新しよう、とは思えず、習慣化はやはり大切だなぁ。海外旅行中は書くのをやめたら止まってしまうだろうなぁ、と思い毎日時間をとって書いていたのが良かった。


うおっ、Google Photos、また見れなくなっている、しかも世界旅行にアップロードしていたぶんまで、マジか…。

食べたものを淡々と記録するよ

最近は不要不急の外出はせずに、ほぼ毎食(妻が)料理をしているので、その料理の記録。調理器具は備え付けのみの、民泊の借りぐらしの家だけど、工夫して作ってくれている。

焼き芋にスーパーカップのアイスをかけて食べると美味しい。

トースト系朝食シリーズ。

ごちそうさまでした。


写真貼り付けが再度できるようになった(2021年3月末まで…)ので久しぶりの更新。ほとんど外に出なくて写真を撮っていない、というのもあるのだけど、アウトプット先が無いと撮った写真を整理せずに放置してしまうので良くない。


食べたものを貼り付けるだけのブログ、昔「食べたものを淡々と記録するよ」というシンプルなコンセプトで人気を誇ったブログがあって、毎度更新をアンテナで読んでいた。なつかしくて今調べてみたら、これまた人気サイトのまとめのインテリアの @matomeno さんが書いていたみたいだ。

【今月二度目】 Google Picker API がら取得した Google Photos の画像が利用できない、ヤァ!ヤァ!ヤァ!

これは日記に画像を貼り付けできない、悲しみのポエムである。

一度目は3月10日(JST)あたりから発生していて、Picker API で取得した画像が数分後には403になる。3月13日ごろ直ったが、発行されるサムネイルのURLが仕様が変わったのか、めちゃ長くなった。

二度目は3月25日あたりから発生していて、今度は数分後に、GoogleにログインしてないユーザはGoogle認証画面に飛ばされるようになった。3月29日の今現在も発生している。なおGoogleにログインしてると、画像がうまく表示されるのでぱっと見気づかない。

最近 Google Picker API(Webブラウザから使う、クライアントサイドのJavaScript API)を良く触っているのだけど、Google のサービス群のデータを返すだけあって、なかなか大変そうな匂いがする。

たとえば Picker API が返す Photos のデータのJSONレスポンス(Response.DOCUMENTS)の Document.URL は Picasa の URL が入っており、そのURLにアクセスすると404だ。Picasa は買収した会社かつ、2016に閉鎖されたので、昔のシステムが部分部分は使われている気がするし、またGoogle+フォトという"Googleフォトではない"サービスも2015年に廃止・統合されたので、その事実を考えるだけで、レガシーな裏側が想像できる。

また "camerasync" という、Google Photos にアップロードした最新写真一覧が見れる便利ビューも、「携帯電話の写真」という昔の名前まんま(昔はそれが正しかったのだろう)だし、さらに "camerasync" に関する仕様が書かれたドキュメントはいつの間にかなくなっている。そのため、Picker API に書かれた仕様のみだと、「アルバムに追加した写真」「その場でアップロードした写真」の情報しか取得することができない。


基本無料の写真サービス(やユーザのデータをアップロードするサービス)というのは、マネタイズがなかなか難しく、昔あった各サービスはだいぶ淘汰され、Flickr もほぼ有料サービスとなった。Googleフォトも、規約的にはGoogleがデータを好きにできるので、アップロードされた画像データはとりわけ機械学習用のデータとしては約に立つのだろうが、Googleの儲けにつながらなさそうな、トラフィックが多いWebサイトで、ただの jpg に直リンクされる無料静的画像アップローダとして使われると旨味はほぼない。Google Photos の Webインターフェイス上からも jpg の直リンクを生成するような機能はそもそもないしね。

大多数のフォトサービスが提供しているような、本人と特定の人のみが見ることができるフォトアルバム(その場合はトラフィックはほとんど発生しない)へと移行していくのかもしれないが、するとWebサイトでGoogleフォトのjpg画像を直接表示していた1個人からすると残念だ。ただそんなことをしているのは Google Photos 利用者のほんの一部だろうし、そのほんの一部の利用者がトラフィックの大部分を使っているとすると、サービス継続のためには正しい判断とも言えるだろう。

そんなことではなくて、レガシーシステムの統廃合で新しいアーキテクチャになっていく時に生じた一時的なバグでした、みたいな話でした、と杞憂に終わるとよいのだけどね。

と、Google Photos の写真をこの日記に貼れないのでポエム記事を書いたりしたのであった。関係ないけどA Hard Day's Nightというアルバムの邦題を、ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! と付けた人は素晴らしい感性の持ち主だと思う。

2020年4月7日追記

メールで、2021年3月末日を持って、Picker API の Google Drive 以外の部分(Photos とか Maps)とかの終了のお知らせが来た。

cloud.google.com

そしてこのタイミングで、Google Picker API での Photos の画像取得がまたきちんと動くようになった…。

なお、代替で案内されている Google Photos API が返す画像にアクセスできる baseURLは60分で期限が切れるらしいので、内部的にはこれが返されているっぽい。実際に Google Photos API を叩いて取得できた画像の baseURL は仕様通り、60分ちょっとで利用できなくなってしまった。また、Google Photos API は契約結んでいないと回数に利用上限がある。

developers.google.com

つまるところ、2021年4月からは、Google Photos にアップした画像の認証無しで直接アクセスできる、普遍的な静的URLはなくなりそうな感じだなぁ。

AirBnB で日本で借りぐらしを初めて一週間がたった / 2020年3月24日

持ち家も借家もない、家なき子なので、AirBnB で押上に二週間ほど家を借りている。

完全なマンションの一室のレンタルで、民泊会社が管理しているためか、長期滞在に必要なものは冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・浴室乾燥機・ガスコンロなど基本全部あるし、洗剤のたぐいもある。近くの有名店のコーヒー豆とミルもあるのも嬉しい(ただいれるときに大切な、ハカリがないのだけど…)。収納スペースも利用しやすい。

難をあげると、ベッドがセミダブルで二人だとちょっと狭いところと、椅子がオフィスチェアでもないので長時間座っていると痛くなるところぐらい。あとインターネット回線が遅いときは4Mbpsぐらいになってそれなりな遅さを感じる。

面白かったのが、テレビはなくて、代わりに液晶モニタに Amazon Firestick TVがとりつけてあり、Amazon Prime と Netflix が見放題。たしかに外国人観光客は日本の言葉がわからないTV番組よりも、普通に Netflix が見れたほうが嬉しい。NHK受信料も、受信機がないから払わなくてよいしね。

値段は築一年の新築で7畳間と廊下キッチン、駅近で、長期割引が効いて諸々込み(一泊3900円ぐらいだけど、クリーニング代諸々がかかって、最終的には検索結果の表示価格より2割ぐらい上がる印象)で一日5000円弱ぐらい。ビジネスホテルよりよっぽど快適だ。きっと2020オリンピック需要を見込んで立てた物件(オリンピックシーズン中はとても高くなるのであろう…)のはずであろうが、オリンピックも延期だし、思った通りに投資回収ができるのかと勝手に不安になってしまう…。

普段は「なかなか予約ができない宿」らしいが、今の御時世なので値段も安く、延泊もできた(AirBnBのオフィシャル機能で、ホスト側から延泊追加などできるのね)ので、そこそこ部屋も空いているのだと思う。

いい機会なので、あちこちに住んでみようかな、と思ってその他の地域も調べたのだけど、あたりまえだけど観光地化されていて物件件数が多いところは、宿泊者が少ない今は安価で良さそうな優良物件が多く(このスカイツリー周りとかね)、逆に普通の住宅地、例えば世田谷などはほとんど物件がないようだ。