ダルバートが美味しい / 世界一周81日目

朝、昨日ほどではないがまだまだ筋肉痛二日目。トレッキングの翌日は1日空いていたので、トレッキング前は「日帰り登山行こう!」と言っていたのだけど、全くそんな元気はないので、今日はホテルで日記を書いたり、写真整理しつつゆっくりする日となった。

朝食はホテルでとり、昼食はネパールの国民食ダルバート。最近毎日一食はダルバートを食べている。最初カトマンズで食べた時は、「たいして美味しいものではないかな…」と思ったのだけど、毎日食べていると徐々に食べ方や店ごとの味の違いがわかってきて美味しく感じるようになってきた。油はそこそこ使っているが野菜が多いため食べやすく、またダルスープとご飯とその他諸々をうまく混ぜながら好みの味にして食べるため飽きずに食が進む。そしておかずがなくなりそうな頃に店員がやってきて、欲しいものを付け足してくれて食べ放題感、うっかり食べ過ぎてしまうのだ。

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ネパールをはじめ、後発開発途上国はどこもインターネットが非常に遅い。カンボジア、ラオス、ミャンマー、ネパールと4国訪れたが、通信インフラ以前に電力インフラも整っておらず、停電が多発する国々で、GoogleFiはつながったり繋がらなかったり、ホテルのWiFiは数百Kbsがコンスタントに出れば良い方なため、とりわけ写真周りのインターネット待ち時間が非常に長い。というかまともに伝送できないので、必要なファイルに絞る必要がある。先進国が5Gだと言っているのに、3Gの安定通信もままならない。

家電もあまり使われておらず、ちょっと都会を離れると、洗濯は手洗い、炊事は薪をくべる。テレビのある食堂には地元の人が集まってみんなでスポーツを見ている、といった自分が生まれていなかった、日本の1960年前後のような風景が広がっている。