🇦🇪アブダビのシェイク・ザイード・モスクとルーブル美術館 / 世界一周136日目

今日こそはアブダビへの日帰り観光。お隣首長国の首都アブダビはバスで1時間半ほどとわりと近く、日帰りでも全然いける距離だ。バスは長距離仕様で座りやすく、高速に乗ってあっという間にアブダビ中心部へ。制限時速は日本と異なり140kmで、周りの車はどんどん飛ばしていく。

バスターミナルに到着してアブダビの交通カードを買って(カード代10AED、チャージ10AED、トータル20AED)、94番のバスで終着駅のシェイク・ザイード・モスクへ。このモスクは、クアラルンプールのイスラーム美術館で模型を見てから、行きたかったモスクだ。

入り口は一度地下に降りて地下通路を通って地上に出る、という洒落た感じで、そこからすでにすごく綺麗。白を基調にしたモスクは外観、内側、広さ、柱、天井、壁、窓、絨毯、シャンデリアとどれも切り取っても様になって感嘆する美しさ。そしてこの美しさを保持するためにか、そこら中で清掃が行われている。

続いてアブダビのルーブル美術館へ、同じく94のバスで向かう。始発がモスクで執着がルーブル美術館という、街の反対から反対へ行くバスで、モスクからは1時間強ほどかかる。フランス国外初の分館で、巨大で目を引くデザインでこれまた美しい。エメラルドグリーンの海沿いに立つ姿は、海に浮かぶ美術館という感じ。中もとても広く、じっくり見ると3−4時間はすぐに過ぎてしまいそうだ。

再びドバイに向かうために中央バスステーションへ戻る。バス代は一回2AEDなので、3回乗って合計6AEDで4AEDが余ったのだけど、払い戻し可能で4AEDが戻ってきた。丁度ドバイ行きの30分に一度のバスを逃してしまったので、バスステーションにあった店でシャワルマ(6AED)を食べる。ドネルケバブみたいな食べ物で、中東で何回か食べたが名前がずっと解らないままだった(毎回あれちょうだい、みたいに頼んでいた)のだけど、シャワルマというらしい。ローカル店だと6AEDぐらいで、ショッピングモールなどのチェーン店では20AED以上して、値段差がかなりあるのだなぁ。なおショッピングモールの安価なフードコートでも、例えばマックのセットは大体30AED弱ぐらいなので、一食900円ほどはかかる。

18時ごろのバスに乗り、20時すぎごろにはホテルに到着する。ドバイからのアブダビ日帰り観光、ホテルまで迎えにきてくれる一日ツアーも沢山あって、値段も30〜40USDとお手頃なのだけど(バスでも結局諸々の交通費をあわせると、トータル2000円強はするしね)、時間が縛られたくなかった(ツアーだとルーブル美術館は立ち寄りが1時間ほどで、そんな短時間だとさわりしか見れない!)ので自分の場合はバスで正解だったのだけど、サクサクと色々と回りたい人はツアーでも良さそうだなぁ。足を調べなくて良い、というのはそれだけで低コストだ。