🇪🇬エジプト考古学博物館 / 世界一周143日目

今日は天気もあまり良くない予報のため、近くのエジプト考古学博物館へ。入場料とは別に、カメラ撮影料やビデオ撮影料は徴収しているけど、スマートフォンの撮影は無料でOKなのが何故なのだけか疑問だ。下手げな旧世代のコンデジよりよっぽど最新のスマフォのほうが画質がよいのになぁ。観光施設のカメラ別料金を見た国は、今のところインドとエジプトだ。

なお、ガイドブック(地球の歩き方のエジプトの最新版は2015年と古い)の時から、2016年末のエジプトポンドの急落(当時は1EGPが15円ほど、今は1EGPが7円ほど)があったため、ほとんどの価格が2〜3倍のEGPになっているので、ガイドブックの価格を信じていくと現金が足りない!みたいなことになりかねないので注意が必要だ。

古いこの博物館の内部は、今年オープン予定の大エジプト博物館にかなりの収蔵品を引き継ぐための最中で、小物の片付けから、大きなクレーンで重い石の棺を搬送していたりした。展示の小物はケースに入っているのだけど、大きな収蔵品は盗難される恐れが低いためか、ほとんどが触れるその辺に無造作に置かれている。博物館はとても広く、収蔵品もこれほどあるのか、という多さ。

ファラオ(のような)像も、三角座りしているものや、埋まっていて顔だけ出しているものなどいろんな形があるのだなぁ。展示の目玉のツタンカーメン(撮影禁止で写真を撮ろうとした人は係員に止められていたのだけど、一部のツアーは何枚も写真を撮っていて、係員は見ぬふりで汚職を感じる…)を初めて見たり、マミーの展示では4000〜5000年前は生きていた、十数体の本物のミイラを見たり、色々と面白かった。ただ、まったくエジプト史に疎く、背景が全然わからないままだったので、識者と周ったらまた違った面白さだったのだろう。

見終わって帰ろうと思うと、夕方から1時間ほど土砂降りの雨。東南アジアのスコールのようだ。博物館で引き続き展示を見ながら雨宿りをする。

夜はまたコシャリを食べ、デザートにホテル近くの店でアイスを食べる。トリップアドバイザーによるとカイロで一番人気のデザート屋だったらしく、たしかに美味しく、かつダブルで12EPGとお安いのも人気の理由なのだろうなぁ。

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カイロの車はほぼ全部、車同士の接触であろう傷が付いていて、傷なしの車を探すのが大変、というぐらいどの車も傷だらけだ。二日間歩いたりUberに乗ったりした感じでは、今まで回った国で一番車の運転が危っかしくて、そりゃ接触するよなぁ。