シンガポールからマラッカへ / 世界一周6日目

朝、出立前にさくっと朝飯を、とフードコートに入ったがどこも現金のみで食べられず…。昨晩、持っていたSGDはすべてRMに変えてしまっていたのであった。フードコートを出てチェーン店カフェで食べようとするも、クレカNGだったのだけどGrabPayで支払うことができたので朝飯ロスを防ぐことができた。最後もカヤトーストをいただく。

9時過ぎのバスでマレーシアのマラッカへ。前回シンガポールからマレーシアへは、日帰りでジョホールに行っただけだったのだけど、その橋とは別の橋から国境越え。出国と入国にバスの全員が揃う必要があったのでたっぷり一時間はかかかった。その後、ずっと同じような森林の中の高速を走りつつ、マラッカに着いたのは15時で約五時間のバスの旅だった。ただ、途中イミグレーションと、高速パーキングで一度バスを出たため、窮屈感はあまりなく、またバスも3列シートだったので、バス内にトイレがないことを除けば快適だった。

昼間のマラッカは32℃ぐらいで日差しも強く、とても暑い。宿に荷を下ろすと、リトルインディア付近のインド料理屋で遅い昼食を食べる。メニューがどんな食べ物なのかわからなかったが、店員がコレはあの人が食べているものだよ、等々身振り手振りで教えてくれて助かった。

その後、街中を散策しながら、海沿いのMasjid Selat Melakaモスクへ。途中、2015-2032年にかけ都市開発をしているという看板がある地域を通ったのだけど、ほぼ人が住んでいないゴーストタウン(建築している作業員たちはいる)は興味深い風景だった。また、今までに見たことのない建築デザインのビル、なども興味深かった。モスクに到着したときには夕暮れで、沈みゆく太陽とモスクがとても良い眺めで、ボーッと贅沢な時間を過ごした。

夜は、土日にチャイナタウンで開催されている夜市に行く。台湾の夜市とは似ているようでちょっと活気のベクトルが異なっていたけど、みんなワイワイ楽しそうだ。

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シンガポール郊外の高層公団住宅を周る / 世界一周5日目

朝、観光客が少ないうちにと、昨晩に続きマーライオンを見にいく。人も少なく、いろんな構図で写真取り放題なので、人が多い場所の観光は朝に限るなぁ。

その後、Downtown Line の終着駅、Pukit Panjang駅まで行き、環状線のモノレールに乗る。6年前にもきた場所で、このモノレールから見える風景は、コピペで作ったような同じような10〜20階建の公団住宅が延々と延々と続く…インフィニティ高層公団住宅…。この風景が、ザ・シムシティ感を味わうことができて、とても好きなのだ。

環状線の途中駅であるPending駅(本当にペンディング駅っていうんだって!)で適当におり、何駅か歩く。高層住宅の1Fには、その辺の住宅地の人が行くホーカーズやマーケットがあり、地元民たちで賑わっている。いくら歩いても同じような住宅ビルが延々と続いて、シンガポールの都市計画、住宅計画によって作られた世界を垣間見ることができ、すごくすごく楽しい。このシンガポール滞在で一番知的好奇心が満たされた。

帰り道もNorth South Line の北周りで、同じような延々と続く住宅地だとか、あっここは工業区画だなとあからさまにわかる工業地だとかを見つつ、都市の中心部に戻ったのであった。ああ、楽しい1日だった…。

シンガポール、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、ラオパサフェスティバルマーケット / 世界一周4日目

早朝、最後のインフィニティプールに入ったあと、目の前のガーデンズ・バイ・ザ・ベイヘ。この規模の手入れがされている植物園に基本無料で入れてしまうのはすごい。シンガポールは観光において基本無料、がここもだし、マリーナベイサンズ前のショーもだし、で行われており、アドオンで植物園の上に登ったらとか、ショーを船や座って店からゆっくり見たかったら、等で課金できる仕組みがあるのでよくできている。ベンチに座り周りの植物を見ながら、しばらく読書をする。

昼すぎににクラークキー(中心部)の宿に移る。その近くにたまたまあったラフテーの有名店でお昼はラフテーを。肉肉しいラフテーで、肉!という食事だった。

夕方リバーサイドを散歩しつつ、ガッカリ名所だけど意外と大きくて近くで見るとガッカリしないで有名なマーライオンへ。マーライオン、遠くから見るとなんでこんな小さいのが観光名所に、と思うのだが、近くで見るとそれなりの大きさでおおっとなるし、また工夫次第で面白写真も撮れるので大人気。

夜は、ラオパサフェスティバルマーケット(長い…)で、いわゆる串焼肉であるサテを食べる。インドネシアでもよく食べた、懐かしの感じだ。串に対しての肉が、日本の焼き鳥よりも全然少ないため、何串でも食べれてしまう。

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日本で治ったと思った水虫が再発してしまい(水虫は治ってもある程度薬を塗り続ける必要がある)、歩くのも痛くなってしまったので、薬局で水虫薬買ったら、パッケージがおしゃれだった。なお薬局では、ちゃんと薬剤師的な人が症状を聞いて処方してくれた。

シンガポール、ラクサ、チェンドル、マリーナベイサンズ / 世界一周3日目

朝、ラクサ発祥の店(らしい)The Original Katong Laksaでラクサを食べる。ラクサも前にシンガポールを訪れた時好きになった食べ物の一つ。ここのラクサは、ビーフンが短く、またカレー系のスパイスも使ってないのだが、ココナッツスープとお好みで追加できる辛味調味料でとても美味しくいただけた。なるほど、こう言う方向のラクサもあるのだなぁ。

その後、近くのマレー系市場をうろうろ。その国の市場やスーパーに行くと地元の人の買ってるものがわかって楽しい。最初、ゲイラン地区のホテルをうっかり予約した時はちょっと後悔したのだけど、今はまったくもって泊まってよかった、と思えている。

昼前にホテルをチェックアウトしたのちに、次のホテルのマリーナベイサンズヘ。たしか2011年ごろのケータイキャリアのCMでSMAPがマリーナベイサンズを背景に撮ったものがあるのだけど、最初そのCMを見たときにこれはCGか!?と興味を持ち、実際に見たときにそのよくわからない佇まいに、いつかは泊まりた、と思っていたホテルであった。三本の高層ビルを建て、その上に船を浮かべ、さらに船の中にプールを作ったら良いのでは、という企画を考えた人は頭おかしいし、実際に実現させてしまったのも頭がおかしくて好きだ。

夕方、チャイナタウンに行き早めの夕食。シンガポールのチャイナタウン、アメ横という感じだなぁ。有名なホーカーズ、チャイナタウン・コンプレックスでは、デザートに食べたチェンドルというココナッツ氷の上に、シロップや小豆をかけた物が美味しかった。2SGD。どうやら有名店らしい。

夜はマリーナベイサンズあたりで過ごす。カジノはいろいろとデジタル化されており、興味深かった。なおかけてみた少々のお金が一瞬で溶けた。屋上のかの有名なプールは、今までの物差しでは測れないバブみを感じた。自撮り、ウェーイ、夜景、ナイトプール、様々な物が詰まっている。そうして夜は更けていくのであった…。

シンガポール、カトン、ゲイラン / 世界一周2日目

朝、付近のホーカーズで朝食。マレーシア系の料理でどれも美味しかった。二人で7SGD。別の屋台で頼んだ飲み物が、ライチや蜂蜜シロップを薄めたもなのだけど、シロップ濃すぎててめちゃくちゃ甘く、氷が溶けた部分がなんとか飲めるぐらいのちょうど良い感じに。

その後、ちょっとぶらぶらしたのだけど、昨晩あまり寝てないため疲れが出てきたので、昼食にカヤトーストを食べたのちに部屋に戻る。カヤトースト、好物すぎて日本でもカヤジャムを買ってトーストと温泉卵を作り、一時期はしょっちゅう食べてた。本場はとても薄いトーストなので、ラスクのようにサクサク食べれて美味しい。

少し寝たあと、近くのカトン地区へ。近く、といってもそれなりに歩くのだけど、grabの電動キックボードレンタルでサクッと快適に回ることができた。30分強の利用で、3.5SGDなので、ヨーロッパで借りたキックボードより断然お安い。

カトン地区はガイドブックによるとカラフルな街並み、ということなのだけどカラフルなのはほんの一部分なのであった。それよりも、カラン地区ら辺は車庫と庭付き一軒家が多く、ほとんどの住民が集合住宅が住む中、一軒家に住めるのはかなりなお金持ちなのだなーと、興味深く街を回った。車の所有も、シンガポールは税金めちゃくちゃ高いしね。

夜はゲイランにある、有名なインド料理屋 Imam Banana Leaf で晩ご飯。ここのチキンビリヤニが、チキンをどろどろに煮込んだ旨さと美味いビリヤニが相まってめちゃくちゃ美味しい。またマトンカレーも頼んだのだけど、こちらもライスでなくビリヤニを付け合わせてビリヤニマトンカレーに。カレーにビリヤニも合うなぁ。

その後、せっかくホテルがゲイラン地区にあるので、飯屋からゲイランロードをとおり、ホテルまで40分ほど歩いて帰る。この辺は風俗街と聞いていたので、如何わしい雰囲気かと言われるとすくなくともゲイランロードは客引きのねーちゃんは少しはいたけど、治安の悪さは全然感じられず、ネオンサインはギラギラだけど旨そうな店が並ぶ、中国的な風景が続いていた。チャイナタウンよりよっぽど中国の街並み感があった。

昔、初めてビルのこの洗濯風景を見た時はびっくりしたなぁ。

カヤトースト、体に悪そうなうまさ。

どこの国でも猫はかわいい。

チキンビリヤニ美味かった…。

ゲイランらへん。

ひたすらドリアンを売っていた果物店。だいぶ離れた場所からドリアンの匂いが。

ここもゲイランらへん。