アンコールワットの遺跡群 / 世界一周27日目

今日は二日間のツアーに参加し、世界遺産であるアンコールワットの遺跡群を巡った。まずはアンコールワットの日の出を見る、というわけで6時の日の出に合わせホテルへの迎えが4:30という早朝から活動する。

5時過ぎからやっている、アンコールワット遺跡群チケット(三日間で62$、そういえばカンボジアは自国通貨は基本1$以下で使い、1$以上はUSDが基本流通している)を購入し、その後アンコールワット遺跡群のメインであるアンコールワットへ。朝日はたしかに神秘的だ。春分・秋分の日にあたる、1日の日照時間が一番長い日は、中央塔の上から日が昇るという、むかしなのにしっかりと計算された設計。

続いて、たくさんの尖塔(五十四本?)が並ぶアンコール・トムや、遺跡の上に大きな木が立ち並ぶタプローム寺院などを巡り、家を出てからホテルに帰るまで9時間強のツアー1日目だった。

その後、夕日を見ようとプノンバケン寺院がある丘に登り、ボーッと1時間ほど沈みゆく太陽を眺めていた。丘からの帰り道は日も沈みかけ、街灯もないため大変暗く、明かりがない、原始的な恐怖を少々感じたし、またシェリムアップではモバイルインターネットは場所によって通じたり通じなかったりするため、スマフォが無い世界に想いを馳せたりした。

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ツアーの中の話で興味深かったことの一つは、物売りの子供から物を買わないで、ということで(観光の注意書の看板にも書いてあった)、物が売れると親が学校に行かせなくなるため、子供たちの将来を考えると教育に時間を割いてほしい、寄付するのだったら是非オフィシャルの子供たちを救う慈善団体に寄付を、とのことで、たしかに短期的な利益を考えると今稼げた方が良いのだけど、将来の投資としては初等教育は必須でその通りだなぁと。


妻は早速日本の病院にかかったところ、多分問題なさそうとのことで、まずは一安心。