ヤンゴンで髪を切る、シュエダゴン・パゴダ / 世界一周72日目

深夜バスは朝5時前にヤンゴン市内に着き、ダウンタウン行きのバスに乗り換えホテルに6時すぎに到着する。前回の夜行バスはちょこちょこ寝れたのだけど、今回はバスの温度が低過ぎて寒い(ダウンは着ており、ブランケットも配布されたがそれでも足元が寒い)、またエンジンの揺れが激しくほぼ寝れず。妻は睡眠導入薬を飲んだらすんなり寝れたらしく、そういえば前回の夜行バスでは眠くなる風邪薬飲んだ後だったことを思い出し、これから寝れない時は睡眠導入薬を飲むのもいいなぁ、カバンに鍵は忘れずにね。

ホテルにつくと、部屋が空いていたのでアーリーチェックインさせてもらい、部屋で昼まで寝る。昼ごはんはシャンヌードルがメインの店で、シャンヌードルサラダを注文する。しかしインレー湖で食べた同じ名前なはずのシャンヌードルサラダなのだが、別ベクトルの味付けで異なる食べ物であった。日本のラーメンが一口にラーメンといっても全然違う感じに似てるなぁ。

その後ヤンゴンで日本人が開いている美容室へ。もうかれこれ三ヶ月も髪を切っておらず、ボサボサで煩わしく、またこれからの旅程でいい感じに髪を切る機会が近々では訪れなさそうなので切りたかったのだ。美容室では関西弁の面白い店主が、まるで日本の床屋のような話をしながら、旅行向き(できるかぎり短い、セット不必要)ないい感じの髪型に切ってくれて、1200円弱ほどでスッキリありがたい。ヤンゴンのオススメも聞けたので明日行ってみたい。

夕方は有名なシュエダゴン・パゴダへ。たしかに金色のたくさんのパゴダ、ライトアップは見応えがあったが、道中たくさん見てきたのでパゴダ自体には新鮮味はなかった。ただ現地の人たちが仕事終わりのためかたくさん訪れていて、熱心にお祈りしていたり、瞑想していたりと、こちらの日常を見ることができた。

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ヤンゴンの第一印象は、タナカ(ミャンマーの頬に塗る伝統的な化粧品)をつけている若い人が他に比べだいぶ少ないことだった。今まで行った、マンダレー、カロー、ニャウンシュエ、バガンの街では若い女性も8割ぐらいはタナカを塗っていたが、ヤンゴンではぱっと見5割以下。お洒落に敏感な若い人たちは徐々につけることが減ってそうだ。そしてこの割合は減少し続けるであろう、いつかは「昔はタナカをみんな塗っていたのよ」ということになっていくのだろうなぁ。