🇮🇳ドービーガード・ムンバイの砂浜 / 世界一周99日目

昨晩、お腹いっぱいにカレー(ほぼ油)を食べたからか、うまく消化できなかったようで、深夜寝ている途中に自分の吐瀉物で息が詰まり目を覚ます。人生初の寝ている最中の嘔吐。寝ている最中の無意識の応答は窒息死する可能性もあり、死なずに良かった。

午前中は先日とった鉄道切符の待ちリストの進捗が悪く、このままでは明日の電車に乗れるか不明だったので、Tatkalと呼ばれる直前日発売の緊急優先チケットを購入すべく、10:15分発売のためアプリを立ち上げて購入にチャレンジ。残りわずかだったが、妻の方が無事買え(自分はビジー状態で繋がらず)、明日の鉄道チケットが確定しホッとする。

お昼はタンドリーチキンとビリヤニ。チキンは大きくかつ大変ジューシーだった。またビリヤニは、下の方に具がたくさん入っており、薄い味(まぜない)から濃い味(下と混ぜる)が楽しめた。手が汚れたが、レモン入りの温かいフィンガーボールがだされ汚れがよく落ちた。

午後、バスと鉄道を乗り継いで、古くから洗濯が職業の集落ドービーガードへ。鉄道も5駅で1人5rsと格安だ。ドービーガードの周辺は高層ビルだが、この一帯はスラムのような住宅(というと住んでる人に失礼だが)で、職業選択の自由が少ない、またカーストも法律上はなくなったとはいえ社会には根付いている、と感じることができる。

ドービーガードの中には、観光客はお金を払うと入り見学することができる。中には古くからのコンクリートの洗濯石を使って叩き洗いする場所があるのだが、午後に行ったからか人がおらず(午後はもう洗ったのちに干している時間だ)、また洗濯石の周辺にはここにも工業化の波が来ているのか、産業用洗濯機がたくさん置かれていて、昔ほど肉体労働ではないのかもしれない。

その後、西のムンバイの海岸線の砂浜へ。イメージするインドの砂浜の通り、かなりゴミで溢れていたが、みんな楽しそうに砂浜を歩いている。漁船がこぼした魚を食べに来るのか、ハトが砂浜にたくさん集まっているのは不思議な光景だ。またカップルは、インドとは思えないぐらい肩を寄せ合っていた。1番暑い時間帯に行ったためか、二人ともだいぶ汗をかいて体調が悪めになってきたため、Uberでホテルへ戻る。

夜は近くのローカルマーケット、Colaba Marketへ。夜なのに野菜から魚から様々なものが売られている。鶏肉屋は店先のショーケースに数十羽の鶏をつめていて、注文が入るとその場でおろしており、生と死を間近で感じる。ホテルへの帰り道にビーガン料理屋があったので入り、妻はドーサを、自分はターリーを頼む。野菜カレーはどれも美味しく、また野菜が入っていたナン(?)も美味しかった。

そういえば、ムンバイでは牛を全く見ていないなぁ。