🇪🇬アブ・シンベル神殿 / 世界一周147日目

朝3時に起きて、スーダン国境近くのアブ・シンベル神殿へ。昨日よく寝たおかげか、3時おきでもあまり眠くなく、送迎バスへ乗り込む。何もない砂漠の真ん中の道を走る続けて3時間半でアブ・シンベル神殿に到着。

紀元前1250年ごろ作られたというこの神殿は、ナイル川にダムを作るため、一時水没しそうになったが、ユネスコの呼びかけの元、60mほど横に移転することがができ免れ、世界遺産に登録されたらしい。巨大な入り口の像が目立つが、それよりも内部の壁画が、まさに教科書に出てくるようなエジプトの壁画という感じで、綺麗に残っていて美しい。

1時間半ぐらいの見学を終えて、またバスで3時間半、来た砂漠の道をひたすら戻る。砂漠の道はまだまだ見慣れていないので、ボーッと見ているだけでも結構楽しい。砂漠の中には湖のように浮かび上がる蜃気楼(ちょうど砂山が湖に浮かぶ島のように見える)が出たり、黒い岩で覆われた砂山がたくさんある地帯があったり(黒いものは火山の岩らしい)、はたまた突然砂漠の真ん中に農地化された緑の畑とスプリンクラーが出てきたりと。

アブ・シンベル神殿はかなり遠いのでオススメ観光スポットとは言いづらいのだが、砂漠の真ん中をひたすら走る風景が見れたのはよかったなぁ。