🇪🇬ナイル川を見ながらボーッとする / 世界一周152日目

ルクソールは見所のある場所が幾つもあるのだけど、外に出ると客引きの嵐で疲れしてしまい観光する気にはなれず、ホテルのバルコニーでナイル川をボッーと見ながら1日を過ごす。ナイル川は約12kmで1mの高低差という穏やか川で、ゆっくりとした流れの上を沢山のクルーズ船が行き来している。

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海外でのCOVID−19は、数日前からヨーロッパはイタリアで、中東はイランで爆発的な増加がおき、とりわけ陸地続きの周りの各国に伝搬し始めた。いままで感染者0だった国も徐々に感染が始まり、入国制限も広がり、例えばサウジアラビアやインドでは日本からのアライバルビザやe-VISAの発行は停止されたり、イスラエルでは感染各国からの渡航の場合、待機と経過観察が義務付けられている。

それほど広がらずに落ち着くよね、と楽観的に考えることもできるのだが、他国からの入国者がある国はどうしても感染は免れることはできず、対岸の火事と思っているうちは、中国ややっと日本が打ち始めた厳しい政策を敷く国はあまり出ずに、感染者がかなりの数になるまで後手に回ることも十分考えられる。とすると旅行者には今にもまして、徐々に入出国や滞在が厳しくなっていき、最終的には旅行どころでは無い、といったケースもありえそうだ。旅行産業はつくづく平和産業だなぁ、と改めて感じている。