🇹🇷トプカプ宮殿・スルタンアフメトモスク・ガラタ橋 / 世界一周154日目

イスタンブールの朝は遅い。3月になった今でも、日の出は7時36分だ。代わりに日の入は18時56分と遅いのだけど。朝起きると昨晩雨だったからか部屋はとても寒く、外の気温は2度らしい。

久しぶりにたくさんのおかずがあるビュッフェで朝食をとり、観光に行こうとすると、フロントでスタッフに呼び止められ雑談をする。イスタンブールではSuicaのような公共交通カードがあるんだけど、持ってないというと二枚持ってるからとサブのカードをくれ、また「このパンは美味しいよ、食べてみなよ」と、間食用だろうか、のパンをくれた。嬉しい限りだ。

ちょっと離れたトラムの駅まで、新市街を歩く。石畳と細い道、雰囲気ある店、そこら中にいる人懐っこい猫、とぶらぶらするだけで楽しい。最初オブジェかと思った、ショーウィンドウに佇んでいた猫が印象的だった。トラムに乗り、旧市街方面へ。通った大きなガラタ橋の上では、そこら中で釣りが行われていて楽しそうだ。

まずはオスマン帝国の君主スルタンの居城になっていた、トプカプ宮殿へ。内部はとても広く、ハレムの合わせると3時間以上見るのにかかった。とりわけハレム内部は、ブルーモスク的な色合いだったり、イスラーム美術的な佇まいだったり美しい部屋から、牢獄のような光がほぼ差し込まない質素な部屋まで様々。日本でいうと大奥のような、昔ではここで女性たちの争いが起きていたと思うと感慨深いなぁ。

続いてトルコを代表するブルーモスク、スルタン・アフメトモスクへ。六本もあるミナレットが珍しく、非常に佇まいが美しいモスクだ。ただ、残念ながらミナレットのうち二本は改修中で、モスク内部も改修中だったため、本来の美しさを見ることはできなかった。

その後、遅い昼ごはん兼晩飯。ケバブのヨーグルトとチーズソース掛けのような食べ物で美味しい。食後、サービスでホットアップルティが出てくる。トルコではエルマチャイとうメジャーな飲み物で、砂糖のような粒状のものが沈殿してるなと思ったら、これを溶かすことでエルマチャイが簡単に作れるらしい。

帰り道はちょっと長いけど徒歩で戻る。ガラタ橋を通り、坂を登り、イスティクラル通りを歩いてホテルまで。